換算 沖波 波高 と は . てみる.換算沖波波高はどちらも7.7mとすると, 風波: 1/3 1.0 7.7 7.7 h x m うねり性波浪: 1/3 1.1 7.7 8.5 h x m このように周期の違いによって波高が 0.8m も異な ることになる.最高波高に直すと更に大きく異なるこ て,pierson, neumann and james(1955)は,波浪 スペクトルを用いたスペクトル法2 を開発した . スペクトル法は,波浪を周期(正確には周波数= 周期の逆数)と方向別のエネルギーである波浪ス ペクトルに分解し,このスペクトル成分ごとに変
PPT 波の変形:浅水変形、屈折、砕波 PowerPoint Presentation ID228976 from www.slideserve.com
:換算(相当)沖波波高 屈折変形だけを考えた波高 スネル(snell)の法則 等深線が汀線に対して平行で直線的な場合,屈折係数は1以下となる.つまり波高は減少する. 波峰線 波向線 等深線 (この例では水深は不連続に変化する) 波高の増加 波高の減少 屈折係数の値は波が収束するとき(a)は1よりおおきくなり(波高の増加),発散するとき(b)は1より小さくなる(波高. が沖波波高 h o’の1/2よりも浅い場合は、 h =0.5 h o’として波高を算定するため、設計波高の変化が大 きくなっている。 このことは、最高波高 h maxと有 義波高 h 1/3 の両者に言える。 2.2 設計波高の変化 (1)設計波高の算定手順 波高の算定手順は、沖波波高 h oに屈折係数 k rを 乗じて換算沖波波高 h o’を求め、これに合田の砕波帯 内の波高算定図(図-3)から読み取っ. てみる.換算沖波波高はどちらも7.7mとすると, 風波: 1/3 1.0 7.7 7.7 h x m うねり性波浪: 1/3 1.1 7.7 8.5 h x m このように周期の違いによって波高が 0.8m も異な ることになる.最高波高に直すと更に大きく異なるこ
PPT 波の変形:浅水変形、屈折、砕波 PowerPoint Presentation ID228976
て,pierson, neumann and james(1955)は,波浪 スペクトルを用いたスペクトル法2 を開発した . スペクトル法は,波浪を周期(正確には周波数= 周期の逆数)と方向別のエネルギーである波浪ス ペクトルに分解し,このスペクトル成分ごとに変 各地盤高における設計有義波高h1/3 は設計換算沖波波 高から浅水係数の算定図により算定した.設計最高波高 hmaxは対象箇所が非砕波帯であるため1.8h 1/3 を用いた. (2)換算沖波波高 換算沖波は,屈折や回折などによる波高変化の影響を 設計計算に取り入れやすくするための仮想的な波として 定義され,換算沖波波高h0’は,回折係数kd,屈折係数kr, 沖波波高h0を用いて,次式で与えられる(合田,2008). h0’=kd kr h0(6) 換算沖波 かんさんおきなみ 波の屈折,回折などの平面的な地形変化の効果を補正した 沖波のことで,有義波で表す。 設計対象地点に対する換算沖波波高は,換算沖波波高=沖 波×屈折係数(kr)×回折係数(kd)として算定する。仮想の 沖波である。
Source: www.aquanet21.co.jp
の性質の違いについて規定はしない。 5.2 波高と周期 波高のケースは、周期を固定して砕波帯内の条件を満たしつつ、段階的に波高が大きく なるように設定することを標準とする。周期は、現地換算でt0=10s,13s,16s の3 種類を標準 とする。 解 説 (2)換算沖波波高 換算沖波は,屈折や回折などによる波高変化の影響を 設計計算に取り入れやすくするための仮想的な波として 定義され,換算沖波波高h0’は,回折係数kd,屈折係数kr, 沖波波高h0を用いて,次式で与えられる(合田,2008). h0’=kd kr h0(6) てみる.換算沖波波高はどちらも7.7mとすると, 風波: 1/3 1.0 7.7 7.7 h x m うねり性波浪: 1/3 1.1 7.7 8.5 h x m このように周期の違いによって波高が 0.8m も異な ることになる.最高波高に直すと更に大きく異なるこ 沖波波高 ho:10.3m(50 年確率波高 n 方向) 換算沖波波高 ho':10.3m(50 年確率波高 n 方向) 沖波周期 to:12.9s 波長 lo:=1.56×12.92=259.6m 波形勾配 ho'/lo:=9.70/259.6=0.037 海底勾配:1/85 出典:「岩美海岸及び田後浦海岸 海岸保全施設計画書」 b) 計画波浪(1/10.
Source: www.slideserve.com
各地盤高における設計有義波高h1/3 は設計換算沖波波 高から浅水係数の算定図により算定した.設計最高波高 hmaxは対象箇所が非砕波帯であるため1.8h 1/3 を用いた. 沖波波高 ho:10.3m(50 年確率波高 n 方向) 換算沖波波高 ho':10.3m(50 年確率波高 n 方向) 沖波周期 to:12.9s 波長 lo:=1.56×12.92=259.6m 波形勾配 ho'/lo:=9.70/259.6=0.037 海底勾配:1/85 出典:「岩美海岸及び田後浦海岸 海岸保全施設計画書」 b) 計画波浪(1/10 程度)サンドパック計画の目安 浦富海岸全体計画より 沖波波高 ho:7.2m(10 年確率波高 n、nnw. 換算沖波 かんさんおきなみ 波の屈折,回折などの平面的な地形変化の効果を補正した 沖波のことで,有義波で表す。 設計対象地点に対する換算沖波波高は,換算沖波波高=沖 波×屈折係数(kr)×回折係数(kd)として算定する。仮想の 沖波である。 沖波波浪の設定 海岸・港湾構造物の設計,あるいは漂砂制御施設の 設計に当たっては,対象とする計画波(沖波波浪)を 設定しなければならない.対象地点における波浪資料 が十分揃っていれば,それらを用いて極値統計解析に て,pierson, neumann and james(1955)は,波浪 スペクトルを用いたスペクトル法2 を開発した . スペクトル法は,波浪を周期(正確には周波数= 周期の逆数)と方向別のエネルギーである波浪ス ペクトルに分解し,このスペクトル成分ごとに変
Source: www.slideserve.com
各地盤高における設計有義波高h1/3 は設計換算沖波波 高から浅水係数の算定図により算定した.設計最高波高 hmaxは対象箇所が非砕波帯であるため1.8h 1/3 を用いた. の性質の違いについて規定はしない。 5.2 波高と周期 波高のケースは、周期を固定して砕波帯内の条件を満たしつつ、段階的に波高が大きく なるように設定することを標準とする。周期は、現地換算でt0=10s,13s,16s の3 種類を標準 とする。 解 説 :換算(相当)沖波波高 屈折変形だけを考えた波高 スネル(snell)の法則 等深線が汀線に対して平行で直線的な場合,屈折係数は1以下となる.つまり波高は減少する. 波峰線 波向線 等深線 (この例では水深は不連続に変化する) 波高の増加 波高の減少 屈折係数の値は波が収束するとき(a)は1よりおおきくなり(波高の増加),発散するとき(b)は1より小さくなる(波高. て,pierson, neumann and james(1955)は,波浪 スペクトルを用いたスペクトル法2 を開発した . スペクトル法は,波浪を周期(正確には周波数= 周期の逆数)と方向別のエネルギーである波浪ス ペクトルに分解し,このスペクトル成分ごとに変 てみる.換算沖波波高はどちらも7.7mとすると, 風波: 1/3 1.0 7.7 7.7 h x m うねり性波浪: 1/3 1.1 7.7 8.5 h x m このように周期の違いによって波高が 0.8m も異な ることになる.最高波高に直すと更に大きく異なるこ
Source: bcchecker.sslserve.jp
の性質の違いについて規定はしない。 5.2 波高と周期 波高のケースは、周期を固定して砕波帯内の条件を満たしつつ、段階的に波高が大きく なるように設定することを標準とする。周期は、現地換算でt0=10s,13s,16s の3 種類を標準 とする。 解 説 換算沖波 かんさんおきなみ 波の屈折,回折などの平面的な地形変化の効果を補正した 沖波のことで,有義波で表す。 設計対象地点に対する換算沖波波高は,換算沖波波高=沖 波×屈折係数(kr)×回折係数(kd)として算定する。仮想の 沖波である。 ここに,なお,波高伝達率は離岸堤位置における通 過有義波高を基準として定義される。また,h0’ は 換算沖波波高である。式 (7) は,相対天端高や相対 天端幅などによって適用範囲が制限されるはずであ るが,論文では特に言及されていない。 :換算(相当)沖波波高 屈折変形だけを考えた波高 スネル(snell)の法則 等深線が汀線に対して平行で直線的な場合,屈折係数は1以下となる.つまり波高は減少する. 波峰線 波向線 等深線 (この例では水深は不連続に変化する) 波高の増加 波高の減少 屈折係数の値は波が収束するとき(a)は1よりおおきくなり(波高の増加),発散するとき(b)は1より小さくなる(波高. (2)換算沖波波高 換算沖波は,屈折や回折などによる波高変化の影響を 設計計算に取り入れやすくするための仮想的な波として 定義され,換算沖波波高h0’は,回折係数kd,屈折係数kr, 沖波波高h0を用いて,次式で与えられる(合田,2008). h0’=kd kr h0(6)
Source: www.pari.go.jp
(2)換算沖波波高 換算沖波は,屈折や回折などによる波高変化の影響を 設計計算に取り入れやすくするための仮想的な波として 定義され,換算沖波波高h0’は,回折係数kd,屈折係数kr, 沖波波高h0を用いて,次式で与えられる(合田,2008). h0’=kd kr h0(6) 漁港側では、80cmを越える水位上昇となる計算結果となった。また有義波高とし ては、漁港側の潜堤、副離岸堤前面で7mを越える波高が出現する結果となった。 図ⅳ-1-2 被災波浪による平均水位上昇量分布図 図ⅳ-1-3 被災波浪による波高分布図 石マウンド天端面との摩擦係数μは0.6と する。 設計波の条件は,各 式に共通なものとして換算沖波 (相当深水波)の 諸元として与え,各hdは 浅水および 砕波変形を考慮して設定する。この波の変形には,合 田 が提案している不規則波に対する略算式10)を用いる。 が沖波波高 h o’の1/2よりも浅い場合は、 h =0.5 h o’として波高を算定するため、設計波高の変化が大 きくなっている。 このことは、最高波高 h maxと有 義波高 h 1/3 の両者に言える。 2.2 設計波高の変化 (1)設計波高の算定手順 波高の算定手順は、沖波波高 h oに屈折係数 k rを 乗じて換算沖波波高 h o’を求め、これに合田の砕波帯 内の波高算定図(図-3)から読み取っ. 換算沖波 かんさんおきなみ 波の屈折,回折などの平面的な地形変化の効果を補正した 沖波のことで,有義波で表す。 設計対象地点に対する換算沖波波高は,換算沖波波高=沖 波×屈折係数(kr)×回折係数(kd)として算定する。仮想の 沖波である。
Source: www11.plala.or.jp
ここに,なお,波高伝達率は離岸堤位置における通 過有義波高を基準として定義される。また,h0’ は 換算沖波波高である。式 (7) は,相対天端高や相対 天端幅などによって適用範囲が制限されるはずであ るが,論文では特に言及されていない。 が沖波波高 h o’の1/2よりも浅い場合は、 h =0.5 h o’として波高を算定するため、設計波高の変化が大 きくなっている。 このことは、最高波高 h maxと有 義波高 h 1/3 の両者に言える。 2.2 設計波高の変化 (1)設計波高の算定手順 波高の算定手順は、沖波波高 h oに屈折係数 k rを 乗じて換算沖波波高 h o’を求め、これに合田の砕波帯 内の波高算定図(図-3)から読み取っ. てみる.換算沖波波高はどちらも7.7mとすると, 風波: 1/3 1.0 7.7 7.7 h x m うねり性波浪: 1/3 1.1 7.7 8.5 h x m このように周期の違いによって波高が 0.8m も異な ることになる.最高波高に直すと更に大きく異なるこ 各地盤高における設計有義波高h1/3 は設計換算沖波波 高から浅水係数の算定図により算定した.設計最高波高 hmaxは対象箇所が非砕波帯であるため1.8h.
Source: www.jwa.or.jp
従って,深海波の波速c0 と波長l0 は周期t で決まり,水深の影響は受けない. kh→0 でtanhkh→kh なので(2.17) 式より c → p gh (長波) (2.20) l = ct → p ght (長波) (2.21) 従って,長波の波速c は水深h のみで決まる(分散性のない波). 【例題2.1】の要点 石マウンド天端面との摩擦係数μは0.6と する。 設計波の条件は,各 式に共通なものとして換算沖波 (相当深水波)の 諸元として与え,各hdは 浅水および 砕波変形を考慮して設定する。この波の変形には,合 田 が提案している不規則波に対する略算式10)を用いる。 :換算(相当)沖波波高 屈折変形だけを考えた波高 スネル(snell)の法則 等深線が汀線に対して平行で直線的な場合,屈折係数は1以下となる.つまり波高は減少する. 波峰線 波向線 等深線 (この例では水深は不連続に変化する) 波高の増加 波高の減少 屈折係数の値は波が収束するとき(a)は1よりおおきくなり(波高の増加),発散するとき(b)は1より小さくなる(波高. 沖波波高 ho:10.3m(50 年確率波高 n 方向) 換算沖波波高 ho':10.3m(50 年確率波高 n 方向) 沖波周期 to:12.9s 波長.
Source: www.slideserve.com
てみる.換算沖波波高はどちらも7.7mとすると, 風波: 1/3 1.0 7.7 7.7 h x m うねり性波浪: 1/3 1.1 7.7 8.5 h x m このように周期の違いによって波高が 0.8m も異な ることになる.最高波高に直すと更に大きく異なるこ が沖波波高 h o’の1/2よりも浅い場合は、 h =0.5 h o’として波高を算定するため、設計波高の変化が大 きくなっている。 このことは、最高波高 h maxと有 義波高 h 1/3 の両者に言える。 2.2 設計波高の変化 (1)設計波高の算定手順 波高の算定手順は、沖波波高 h oに屈折係数 k rを 乗じて換算沖波波高 h o’を求め、これに合田の砕波帯 内の波高算定図(図-3)から読み取っ. 漁港側では、80cmを越える水位上昇となる計算結果となった。また有義波高とし ては、漁港側の潜堤、副離岸堤前面で7mを越える波高が出現する結果となった。 図ⅳ-1-2 被災波浪による平均水位上昇量分布図 図ⅳ-1-3 被災波浪による波高分布図 換算沖波 かんさんおきなみ 波の屈折,回折などの平面的な地形変化の効果を補正した 沖波のことで,有義波で表す。 設計対象地点に対する換算沖波波高は,換算沖波波高=沖 波×屈折係数(kr)×回折係数(kd)として算定する。仮想の.
Source: nippon.zaidan.info
従って,深海波の波速c0 と波長l0 は周期t で決まり,水深の影響は受けない. kh→0 でtanhkh→kh なので(2.17) 式より c → p gh (長波) (2.20) l = ct → p ght (長波) (2.21) 従って,長波の波速c は水深h のみで決まる(分散性のない波). 【例題2.1】の要点 が沖波波高 h o’の1/2よりも浅い場合は、 h =0.5 h o’として波高を算定するため、設計波高の変化が大 きくなっている。 このことは、最高波高 h maxと有 義波高 h 1/3 の両者に言える。 2.2 設計波高の変化 (1)設計波高の算定手順 波高の算定手順は、沖波波高 h oに屈折係数 k rを 乗じて換算沖波波高 h o’を求め、これに合田の砕波帯 内の波高算定図(図-3)から読み取っ. 換算沖波 かんさんおきなみ 波の屈折,回折などの平面的な地形変化の効果を補正した 沖波のことで,有義波で表す。 設計対象地点に対する換算沖波波高は,換算沖波波高=沖 波×屈折係数(kr)×回折係数(kd)として算定する。仮想の 沖波である。.
Source: www.mune.co.jp
て,pierson, neumann and james(1955)は,波浪 スペクトルを用いたスペクトル法2 を開発した . スペクトル法は,波浪を周期(正確には周波数= 周期の逆数)と方向別のエネルギーである波浪ス ペクトルに分解し,このスペクトル成分ごとに変 ここに,なお,波高伝達率は離岸堤位置における通 過有義波高を基準として定義される。また,h0’ は 換算沖波波高である。式 (7) は,相対天端高や相対 天端幅などによって適用範囲が制限されるはずであ るが,論文では特に言及されていない。 各地盤高における設計有義波高h1/3 は設計換算沖波波 高から浅水係数の算定図により算定した.設計最高波高 hmaxは対象箇所が非砕波帯であるため1.8h 1/3 を用いた. 沖波波高 ho:10.3m(50 年確率波高 n 方向) 換算沖波波高 ho':10.3m(50 年確率波高 n 方向) 沖波周期 to:12.9s 波長 lo:=1.56×12.92=259.6m 波形勾配 ho'/lo:=9.70/259.6=0.037 海底勾配:1/85 出典:「岩美海岸及び田後浦海岸 海岸保全施設計画書」 b) 計画波浪(1/10 程度)サンドパック計画の目安 浦富海岸全体計画より 沖波波高 ho:7.2m(10 年確率波高 n、nnw. 漁港側では、80cmを越える水位上昇となる計算結果となった。また有義波高とし ては、漁港側の潜堤、副離岸堤前面で7mを越える波高が出現する結果となった。 図ⅳ-1-2 被災波浪による平均水位上昇量分布図 図ⅳ-1-3 被災波浪による波高分布図
Source: www.slideserve.com
換算沖波 かんさんおきなみ 波の屈折,回折などの平面的な地形変化の効果を補正した 沖波のことで,有義波で表す。 設計対象地点に対する換算沖波波高は,換算沖波波高=沖 波×屈折係数(kr)×回折係数(kd)として算定する。仮想の 沖波である。 ここに,なお,波高伝達率は離岸堤位置における通 過有義波高を基準として定義される。また,h0’ は 換算沖波波高である。式 (7) は,相対天端高や相対 天端幅などによって適用範囲が制限されるはずであ るが,論文では特に言及されていない。 て,pierson, neumann and james(1955)は,波浪 スペクトルを用いたスペクトル法2 を開発した . スペクトル法は,波浪を周期(正確には周波数= 周期の逆数)と方向別のエネルギーである波浪ス ペクトルに分解し,このスペクトル成分ごとに変 (2)換算沖波波高 換算沖波は,屈折や回折などによる波高変化の影響を 設計計算に取り入れやすくするための仮想的な波として 定義され,換算沖波波高h0’は,回折係数kd,屈折係数kr, 沖波波高h0を用いて,次式で与えられる(合田,2008). h0’=kd kr h0(6) の性質の違いについて規定はしない。 5.2 波高と周期 波高のケースは、周期を固定して砕波帯内の条件を満たしつつ、段階的に波高が大きく なるように設定することを標準とする。周期は、現地換算でt0=10s,13s,16s の3 種類を標準 とする。 解 説
Source: www.slideserve.com
て,pierson, neumann and james(1955)は,波浪 スペクトルを用いたスペクトル法2 を開発した . スペクトル法は,波浪を周期(正確には周波数= 周期の逆数)と方向別のエネルギーである波浪ス ペクトルに分解し,このスペクトル成分ごとに変 沖波波浪の設定 海岸・港湾構造物の設計,あるいは漂砂制御施設の 設計に当たっては,対象とする計画波(沖波波浪)を 設定しなければならない.対象地点における波浪資料 が十分揃っていれば,それらを用いて極値統計解析に が沖波波高 h o’の1/2よりも浅い場合は、 h =0.5 h o’として波高を算定するため、設計波高の変化が大 きくなっている。 このことは、最高波高 h maxと有 義波高 h 1/3 の両者に言える。 2.2 設計波高の変化 (1)設計波高の算定手順 波高の算定手順は、沖波波高 h oに屈折係数 k rを 乗じて換算沖波波高 h o’を求め、これに合田の砕波帯 内の波高算定図(図-3)から読み取っ. の性質の違いについて規定はしない。 5.2 波高と周期 波高のケースは、周期を固定して砕波帯内の条件を満たしつつ、段階的に波高が大きく なるように設定することを標準とする。周期は、現地換算でt0=10s,13s,16s の3 種類を標準 とする。 解 説 従って,深海波の波速c0 と波長l0 は周期t で決まり,水深の影響は受けない. kh→0 でtanhkh→kh なので(2.17) 式より.
Source: www.slideserve.com
換算沖波 かんさんおきなみ 波の屈折,回折などの平面的な地形変化の効果を補正した 沖波のことで,有義波で表す。 設計対象地点に対する換算沖波波高は,換算沖波波高=沖 波×屈折係数(kr)×回折係数(kd)として算定する。仮想の 沖波である。 の性質の違いについて規定はしない。 5.2 波高と周期 波高のケースは、周期を固定して砕波帯内の条件を満たしつつ、段階的に波高が大きく なるように設定することを標準とする。周期は、現地換算でt0=10s,13s,16s の3 種類を標準 とする。 解 説 漁港側では、80cmを越える水位上昇となる計算結果となった。また有義波高とし ては、漁港側の潜堤、副離岸堤前面で7mを越える波高が出現する結果となった。 図ⅳ-1-2 被災波浪による平均水位上昇量分布図 図ⅳ-1-3 被災波浪による波高分布図 沖波波浪の設定 海岸・港湾構造物の設計,あるいは漂砂制御施設の 設計に当たっては,対象とする計画波(沖波波浪)を 設定しなければならない.対象地点における波浪資料 が十分揃っていれば,それらを用いて極値統計解析に 従って,深海波の波速c0 と波長l0 は周期t で決まり,水深の影響は受けない. kh→0 でtanhkh→kh なので(2.17) 式より c → p gh (長波) (2.20) l = ct → p ght (長波) (2.21) 従って,長波の波速c は水深h のみで決まる(分散性のない波). 【例題2.1】の要点
Source: www.zaidan.info
ここに,なお,波高伝達率は離岸堤位置における通 過有義波高を基準として定義される。また,h0’ は 換算沖波波高である。式 (7) は,相対天端高や相対 天端幅などによって適用範囲が制限されるはずであ るが,論文では特に言及されていない。 沖波波浪の設定 海岸・港湾構造物の設計,あるいは漂砂制御施設の 設計に当たっては,対象とする計画波(沖波波浪)を 設定しなければならない.対象地点における波浪資料 が十分揃っていれば,それらを用いて極値統計解析に 換算沖波 かんさんおきなみ 波の屈折,回折などの平面的な地形変化の効果を補正した 沖波のことで,有義波で表す。 設計対象地点に対する換算沖波波高は,換算沖波波高=沖 波×屈折係数(kr)×回折係数(kd)として算定する。仮想の 沖波である。 沖波波高 ho:10.3m(50 年確率波高 n 方向) 換算沖波波高 ho':10.3m(50 年確率波高 n 方向) 沖波周期 to:12.9s 波長 lo:=1.56×12.92=259.6m 波形勾配 ho'/lo:=9.70/259.6=0.037 海底勾配:1/85 出典:「岩美海岸及び田後浦海岸 海岸保全施設計画書」 b) 計画波浪(1/10 程度)サンドパック計画の目安 浦富海岸全体計画より 沖波波高 ho:7.2m(10 年確率波高 n、nnw. 各地盤高における設計有義波高h1/3 は設計換算沖波波 高から浅水係数の算定図により算定した.設計最高波高 hmaxは対象箇所が非砕波帯であるため1.8h 1/3 を用いた.
Source: www.slideserve.com
てみる.換算沖波波高はどちらも7.7mとすると, 風波: 1/3 1.0 7.7 7.7 h x m うねり性波浪: 1/3 1.1 7.7 8.5 h x m このように周期の違いによって波高が 0.8m も異な ることになる.最高波高に直すと更に大きく異なるこ ここに,なお,波高伝達率は離岸堤位置における通 過有義波高を基準として定義される。また,h0’ は 換算沖波波高である。式 (7) は,相対天端高や相対 天端幅などによって適用範囲が制限されるはずであ るが,論文では特に言及されていない。 て,pierson, neumann and james(1955)は,波浪 スペクトルを用いたスペクトル法2 を開発した . スペクトル法は,波浪を周期(正確には周波数= 周期の逆数)と方向別のエネルギーである波浪ス ペクトルに分解し,このスペクトル成分ごとに変 各地盤高における設計有義波高h1/3 は設計換算沖波波 高から浅水係数の算定図により算定した.設計最高波高 hmaxは対象箇所が非砕波帯であるため1.8h 1/3 を用いた. 石マウンド天端面との摩擦係数μは0.6と する。 設計波の条件は,各 式に共通なものとして換算沖波 (相当深水波)の 諸元として与え,各hdは 浅水および 砕波変形を考慮して設定する。この波の変形には,合 田 が提案している不規則波に対する略算式10)を用いる。
Source: www.slideserve.com
換算沖波 かんさんおきなみ 波の屈折,回折などの平面的な地形変化の効果を補正した 沖波のことで,有義波で表す。 設計対象地点に対する換算沖波波高は,換算沖波波高=沖 波×屈折係数(kr)×回折係数(kd)として算定する。仮想の 沖波である。 て,pierson, neumann and james(1955)は,波浪 スペクトルを用いたスペクトル法2 を開発した . スペクトル法は,波浪を周期(正確には周波数= 周期の逆数)と方向別のエネルギーである波浪ス ペクトルに分解し,このスペクトル成分ごとに変 ここに,なお,波高伝達率は離岸堤位置における通 過有義波高を基準として定義される。また,h0’ は 換算沖波波高である。式 (7) は,相対天端高や相対 天端幅などによって適用範囲が制限されるはずであ るが,論文では特に言及されていない。 各地盤高における設計有義波高h1/3 は設計換算沖波波 高から浅水係数の算定図により算定した.設計最高波高 hmaxは対象箇所が非砕波帯であるため1.8h 1/3 を用いた. てみる.換算沖波波高はどちらも7.7mとすると, 風波: 1/3 1.0 7.7 7.7 h x m うねり性波浪: 1/3 1.1 7.7 8.5 h x m このように周期の違いによって波高が 0.8m も異な ることになる.最高波高に直すと更に大きく異なるこ
Source: www.slideserve.com
ここに,なお,波高伝達率は離岸堤位置における通 過有義波高を基準として定義される。また,h0’ は 換算沖波波高である。式 (7) は,相対天端高や相対 天端幅などによって適用範囲が制限されるはずであ るが,論文では特に言及されていない。 の性質の違いについて規定はしない。 5.2 波高と周期 波高のケースは、周期を固定して砕波帯内の条件を満たしつつ、段階的に波高が大きく なるように設定することを標準とする。周期は、現地換算でt0=10s,13s,16s の3 種類を標準 とする。 解 説 石マウンド天端面との摩擦係数μは0.6と する。 設計波の条件は,各 式に共通なものとして換算沖波 (相当深水波)の 諸元として与え,各hdは 浅水および 砕波変形を考慮して設定する。この波の変形には,合 田 が提案している不規則波に対する略算式10)を用いる。 沖波波浪の設定 海岸・港湾構造物の設計,あるいは漂砂制御施設の 設計に当たっては,対象とする計画波(沖波波浪)を 設定しなければならない.対象地点における波浪資料 が十分揃っていれば,それらを用いて極値統計解析に 従って,深海波の波速c0 と波長l0 は周期t で決まり,水深の影響は受けない. kh→0 でtanhkh→kh なので(2.17) 式より c → p gh (長波) (2.20) l = ct → p ght (長波) (2.21) 従って,長波の波速c は水深h のみで決まる(分散性のない波). 【例題2.1】の要点
Source: www.slideserve.com
各地盤高における設計有義波高h1/3 は設計換算沖波波 高から浅水係数の算定図により算定した.設計最高波高 hmaxは対象箇所が非砕波帯であるため1.8h 1/3 を用いた. 沖波波浪の設定 海岸・港湾構造物の設計,あるいは漂砂制御施設の 設計に当たっては,対象とする計画波(沖波波浪)を 設定しなければならない.対象地点における波浪資料 が十分揃っていれば,それらを用いて極値統計解析に 従って,深海波の波速c0 と波長l0 は周期t で決まり,水深の影響は受けない. kh→0 でtanhkh→kh なので(2.17) 式より c → p gh (長波) (2.20) l = ct → p ght (長波) (2.21) 従って,長波の波速c は水深h のみで決まる(分散性のない波). 【例題2.1】の要点 (2)換算沖波波高 換算沖波は,屈折や回折などによる波高変化の影響を 設計計算に取り入れやすくするための仮想的な波として 定義され,換算沖波波高h0’は,回折係数kd,屈折係数kr, 沖波波高h0を用いて,次式で与えられる(合田,2008). h0’=kd kr h0(6) て,pierson, neumann and james(1955)は,波浪 スペクトルを用いたスペクトル法2 を開発した . スペクトル法は,波浪を周期(正確には周波数= 周期の逆数)と方向別のエネルギーである波浪ス ペクトルに分解し,このスペクトル成分ごとに変
Source: www.mune.co.jp
各地盤高における設計有義波高h1/3 は設計換算沖波波 高から浅水係数の算定図により算定した.設計最高波高 hmaxは対象箇所が非砕波帯であるため1.8h 1/3 を用いた. 換算沖波 かんさんおきなみ 波の屈折,回折などの平面的な地形変化の効果を補正した 沖波のことで,有義波で表す。 設計対象地点に対する換算沖波波高は,換算沖波波高=沖 波×屈折係数(kr)×回折係数(kd)として算定する。仮想の 沖波である。 てみる.換算沖波波高はどちらも7.7mとすると, 風波: 1/3 1.0 7.7 7.7 h x m うねり性波浪: 1/3 1.1 7.7 8.5 h x m このように周期の違いによって波高が 0.8m も異な ることになる.最高波高に直すと更に大きく異なるこ の性質の違いについて規定はしない。 5.2 波高と周期 波高のケースは、周期を固定して砕波帯内の条件を満たしつつ、段階的に波高が大きく なるように設定することを標準とする。周期は、現地換算でt0=10s,13s,16s の3 種類を標準 とする。 解 説 ここに,なお,波高伝達率は離岸堤位置における通 過有義波高を基準として定義される。また,h0’ は 換算沖波波高である。式 (7) は,相対天端高や相対 天端幅などによって適用範囲が制限されるはずであ るが,論文では特に言及されていない。
Source: www.mune.co.jp
各地盤高における設計有義波高h1/3 は設計換算沖波波 高から浅水係数の算定図により算定した.設計最高波高 hmaxは対象箇所が非砕波帯であるため1.8h 1/3 を用いた. て,pierson, neumann and james(1955)は,波浪 スペクトルを用いたスペクトル法2 を開発した . スペクトル法は,波浪を周期(正確には周波数= 周期の逆数)と方向別のエネルギーである波浪ス ペクトルに分解し,このスペクトル成分ごとに変 :換算(相当)沖波波高 屈折変形だけを考えた波高 スネル(snell)の法則 等深線が汀線に対して平行で直線的な場合,屈折係数は1以下となる.つまり波高は減少する. 波峰線 波向線 等深線 (この例では水深は不連続に変化する) 波高の増加 波高の減少 屈折係数の値は波が収束するとき(a)は1よりおおきくなり(波高の増加),発散するとき(b)は1より小さくなる(波高. の性質の違いについて規定はしない。 5.2 波高と周期 波高のケースは、周期を固定して砕波帯内の条件を満たしつつ、段階的に波高が大きく なるように設定することを標準とする。周期は、現地換算でt0=10s,13s,16s の3 種類を標準 とする。 解 説 (2)換算沖波波高 換算沖波は,屈折や回折などによる波高変化の影響を 設計計算に取り入れやすくするための仮想的な波として 定義され,換算沖波波高h0’は,回折係数kd,屈折係数kr, 沖波波高h0を用いて,次式で与えられる(合田,2008). h0’=kd kr h0(6)